概要

「より美味しい水を安定供給するために」

近年、水道を取り巻く環境は、国際化の進展や行政改革・規制緩和を背景とした民間技術を活用した官民連携の推進や運営基盤の強化、環境保全といった今日的な課題への対応を求められるなど、大きく変化しています。さらには、水道水の水質や災害時における給水の確保など、安全・安定についての住民ニーズも高まっています。一方、水需要は、長引く景気低迷に加え、少子・高齢化、環境に配慮した循環型社会という時代潮流の中、減少傾向となっています。

このような中、特に秩父地域においての水道事業経営は、人口の減少等に伴う給水収益の減少や職員の削減等により、いっそうの厳しさを増しています。また、老朽化した施設の更新や地震対策、高度化・複雑化する水質管理の強化など、様々な課題に直面しています。

当水道局は、事業の方向性や実現方策を明らかにして、水道利用者に対して、安心・安全でおいしい水を供給し続ける水道事業を基本理念とし、「より美味しく安全な水」の安定供給体制を充実させ、水道使用者の皆様からさらに信頼される「安全で安心なまちづくり」に貢献してまいります。

 

秩父地域の水道

<秩父地域水道の水源>

秩父地域は、埼玉県の西部に位置し、東京都、山梨県、長野県及び群馬県との境界を接する山岳地域で、秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町の1市4町で構成され、埼玉県の4分の1の面積を占めています。

水源は、荒川、橋立川、浦山川、横瀬川、吉田川、赤平川などの荒川水系の表流水・伏流水と、身馴川の利根川水系の表流水であり、一部の地域を除いて、水量に恵まれているといえます。

4水道事業体では、年間取水量1,872万m3(平成24年度)であり、その水源の内訳は、表流水、伏流水で1,869万m3(99.8%)、地下水・湧水で3万m3(0.2%)となっています。

 

参考資料:平成24年度水道統計

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図2-1 取水量の内訳

<秩父地域の給水人口及び水道施設>

秩父地域の給水人口等は、平成25年度現在、給水人口104,311人、給水区域面積156.41km2、人口密度666.9人/km2であり、1市4町の行政区域内人口は106,273人です。

管路は、地域内に約1,031km布設されており、その内訳は秩父市で約593km、横瀬町で約76km、小鹿野町で約190km、皆野・長瀞上下水道組合で約173kmです。秩父地域の一人当たり管路延長は9.9m/人であり、埼玉県の一人当たり管路延長3.8m/人と比べると2.6倍長く、維持管理面などにおいて非効率的といえます。

浄水場は、地域内に41箇所あり、1,000m3/日以上の処理能力がある主要浄水場は、秩父市にある別所浄水場、橋立浄水場、塚越浄水場、安谷川浄水場、谷津川浄水場、横瀬町にある姿見山浄水場、山口浄水場、小鹿野町にある小鹿野浄水場、皆野町にある皆野浄水場の9個所です。その中でも、別所浄水場と橋立浄水場は、処理能力の規模や地形(位置、標高)においても秩父地域の拠点となる浄水場といえます。

出典:秩父地域水道事業広域化基本構想(ビジョン)より抜粋

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お問い合わせ 経営企画課 Tel:0494-25-5221