ゼロ債務負担行為の活用による工事・業務委託の発注について

本組合では、建設工事及び建設工事に係る設計・調査・測量業務委託(以下「工事等」という。)の発注時期の平準化による建設業者の経営の効率化及び工事等の品質確保等を目的に、ゼロ債務負担行為を活用した工事等の発注を行います。

1 ゼロ債務負担行為とは

新年度の工事等に対して現年度に債務負担行為を設定し、入札契約等の手続きを現年度中に行うことにより、新年度当初からの着手を可能とするものです。現年度は事務手続きのみで支出は発生しないためゼロ債務負担行為といいます。

2 入札・契約

通常の発注案件と同様に、埼玉県電子入札共同システムにより公告(指名通知)・入札を行います。
なお、「ゼロ債務負担行為」による発注案件は、原則として案件名に「(ゼロ債務)」と明記します。

3 前金払及び部分払

「ゼロ債務負担行為」による発注工事等の前金払や部分払の請求及び支払は、新年度に入ってからの対応となるため注意してください。

4 契約保証

契約締結日から工期の末日までの期間を契約保証の保証期間とします。

5 工事着手日

工事着手日は4月1日以降とします。
なお、工事着手日までは労働者の確保、現場に搬入しない資材等の準備、書類作成等は行うことができますが、測量、現場への資機材の搬入、仮設物の設置等の準備工事はできません。