【令和8年4月1日施行 料金改定】
水道事業経営審議会
今回の料金改定におきましても、令和3年の料金統一時と同様に、水道事業経営審議会に諮問し協議をいただいております。この審議会は、大学教授や、日本水道協会など水道事業に関する専門知識をお持ち方、組合市町からの推薦者、公募による委員など、計15名により構成され、全5回の会議を開催しました。審議会では、料金体系の見直しにおいて、まず料金算定期間は令和8～12年度の5年間としました。
また、今後、より安定的に収益を確保できる料金体系へ、改善を図ることが重要であるなど、多くのご意見をいただいております。
水道事業経営審議会の詳細については、こちらからご覧ください。
水道料金の改定に向け、改定率の圧縮を方針決定
将来にわたり当たり前に飲める水道を目指して、秩父広域市町村圏組合では令和8年4月に水道料金の改定を予定しています。
水道料金の値上げ幅は、答申された平均改定率51％に対して、各市町の一般会計から補助することにより36.1％まで圧縮する方針を決定しました。令和8年4月から新たな料金を適用する予定です。
秩父地域の水道施設や管路は老朽化が著しく、漏水が頻発しています。また、過疎化も進んでおり、人口減少による水道料金の収入は減少し続けている状況です。当組合の水道事業経営審議会では、このような状況を踏まえ、将来に向けて老朽化対策や災害対策など計画的な工事が必要とし、令和8～12年度の5年間で必要な費用を賄うためには水道料金を平均51％引き上げることが適当であると答申しました。
秩父広域市町村圏組合理事会では、答申を重く受け止めつつも、改定の影響が大きいことから、改定率を圧縮する方針について協議してきました。協議した結果、高料金対策補助として各市町から水道事業会計へ繰入することや、改定の影響が大きくなる一般家庭の負担軽減に配慮をすることを決定しました。これを受け、組合は5月22日に組合議会に対し、改定方針を発表しました。
【料金改定の影響（税抜き）】
例）圏域内の平均的な家庭：メーター口径13㎜で、2か月で30㎥使用した場合
現行料金：4,760円 → 改定料金：6,490円 （1,730円の増）
「秩父地域水道ビジョン（案）および水道料金改定」に関するパブリックコメント
「秩父地域水道ビジョン（案）および水道料金改定」について様々な意見を募集するため、令和７年７月１７日（木）～８月１８日（月）の期間でパブリックコメントを実施した結果、２名の方からご意見をいただきました。
パブリックコメントの詳細については、こちらからご覧ください。
令和8年4月1日付け料金改定の決定（令和7年11月）
水道事業経営審議会より「水道料金改定について」に関する答申が提出され、水道料金の改定を含む条例改正案が秩父広域市町村圏組合議会（令和7年11月定例会）で議決されました。
将来にわたって安定して水を届けるために、令和8年4月1日から水道料金を改定します。
水道料金の主な改定内容
・料金算定期間：令和8年度～令和12年度 ５年間
・水道料金収入における基本料金割合を35％に引き上げ
・改定料金適用日：令和8年4月1日
・平均改定率：36.1％
※答申において必要とされた平均改定率は51％でありましたが、各市町の一般会計から補助することにより36.1％まで圧縮されました。あくまで平均改定率であるため、使用条件により変動します。
・新旧料金比較資料（Excel:38KB）
↑こちらは、ご利用している水道メーターの口径と２か月の使用水量を入力すると、地区ごとに２か月の水道料金及び下水道料金を算出できます。
料金改定の概要についてはについては、こちらからご覧ください。
水道料金改定についてのＱ＆Ａ
今回の水道料金改定に関する疑問にお答えします。こちらをクリック。