当水道事業は、著しい人口減少に伴う水道料金収入の減少、施設や水道管の老朽化問題、近年多発している激甚災害に対する備えなど、多くの課題を抱えています。
これらの課題に対応しつつ、将来にわたり、安心安全な水の供給や、将来世代に負担を負わせない経営を目的に、水道事業経営審議会は、令和6年3月に管理者(秩父市長)から諮問を受け、計5回の審議会を開催しました。
審議会では、事業計画や今後の財政見通しを踏まえ、経営環境に相応しい水道料金の改定率や、料金体系などについて審議を行い、昨年12月に、具体的な改定案を盛り込んだ答申書が提出されました。
今後は、理事会で改定率を始めとする料金改定の方向性を決定し、住民への説明やパブリックコメントを経て、条例改正案を議会に提出、可決されれば改定となります。
詳細については、水道だよりやHP等でお知らせしていく予定です。
審議会からの貴重なご意見、ご提案を真摯に受け止め、協議を進めてまいります。